英語 日本で 

「留学せず日本で」.....英語力を上級一歩前のレベルにするための道を伝えていくブログです。英語学習辛くなったら、コメントください。

英語と日本語の大きな違い

今回の記事では、まずは日本語と英語の「根本的な違い」について!

 

英文法に関する記事で最初の記事であるため、文法に関して最も重要な内容です。

 

そもそも英語と日本語の大きな違いを知らなければ、英語学習は始まらないといっても過言ではありません

 

そしてこの超大事な英語の基礎中の基礎を、学校の英語授業では教わらないのが現状なのです

 

 

今回の内容のポイントは2つ!

 

1つ目は、「英語には語順にルールがある」ということについてです。

 

英文法を学ぶにあたり、最も知らなければならない鉄則です。

 

語順によって意味が変わるという英語の特性を、日本語と比較してみていきます。

 

2つ目は、英語は「主語と動詞が文の幹になる」ということ!

 

簡単な例文を使ってそれを見ていきます。

 

 

まずは、英語と日本語の根本的な違いを知るところから、英語学習は始まります。

 

英語の4技能「話す」「聞く」「読む」「書く」、この全てに共通する内容ですので、しっかりと理解して今後の英語学習につなげていきましょう。

 

f:id:solitarywriter:20200502162248j:plain

▢ 英語の文は、単語の順序(=語順)にルールがある。

 

例文を使ってまずは日本語をみていきます。

 

「 私は英語を勉強する 」

「 英語を私は勉強する 」

「 英語を勉強する私は 」

「 勉強する英語を私は 」

 

これらの例文を見てわかる通り、言葉の語順が違っても意味の大きな違いがありません。そうです。日本語という言語には、語順に厳しいルールがありません。

 

「~は」「~を」といった「助詞」がつくことにより、上の例文ですと「私」や「英語」が文の中でどういう役割になるのかが決まるのです。

 

「私」が「主語」、「英語」が「何を?」にあたる「目的語」、「勉強する」が「動詞」になります。

 

では、上の例文を英語に変換するとどうなるのか見ていきます。

 

「 I (私は)  study(勉強する)  English(英語を). 」

→ 「主語」+「動詞」+「目的語」

 

見てください。

 

「主語」→「動詞」→「目的語」 という語順になってますよね。

 

では日本語のように、この語順を並べ替えることができるかというと、、

 

    「できません」

 

英語という言語は、語順というものがあります。

 

配置される位置によって、文の中でどういう役割になるのかが決められるのです

 

例えば、、

 

Nancy  likes  John . 」 → 「 ナンシーはジョンが好きです。 」

John  likes  Nancy . 」 → 「 ジョンはナンシーが好きです。 」

 

このように、「ナンシー」と「ジョン」の配置場所を入れ替えると、意味が全く変わってしまいます

 

ではもう1つ例文を、、

 

「I  gave  him  a  pen .」 → 「私は彼にペンをあげた。」

「I  gave  a  pen  him .」 → 「私はペンに彼をあげた。」

 

このように、「him」と「a pen」を入れ替えると、2つ目の例文は意味がチンプンカンプンになります。

 

ちなみに、「 I  gave  a  pen  to  him . 」であれば正しい英文になります。

 

はい、「英語は語順が命」です。

 

ただしここで注意したいことは、英文すべての単語にこのルールが当てはまるということではなく、後に説明します英語の文の主要な要素(「主語」「動詞」「目的語」「補語」など)は、正しい位置に配置しなければいけないということです。

 

 

▢ 主語 + 動詞 が文の一番大事な要素

(1)「主語」について

「主語」とは、「述語(動詞)」に対してその動作主を表します

 

例えば、、

 

「彼は英語を勉強する。」

 

「勉強する」という動作の主は「彼」です。「彼」が主語になります。

 

「主語」は文の中で最も重要な役割ですが、日本語において主語は省略されることがよくあります。

 

なぜかというと、言わなくても文脈上明確だからです。皆さんの日常を振り返ると、それがおわかり頂けます。

 

しかし、英語ではそうもいきません。

 

英語では主語をちゃんと明示します。

 

日常会話といったくだけた場面では、主語が省略されることはありますが、特に「書き言葉では」、日本語と比べると省略されることが少ないのが英語です

 

(2)「動詞」について

 「動詞」とは、「動作・存在を表す詞」です。

 
①「動作」を表す動詞について

これが文法用語でいう、いわゆる「一般動詞」にあたります。

 

例えば、「走る」「書く」「寝る」といった、「~する」ですね。

 

 

②「存在」を表す動詞について

これが初級者の方でもうっすら聞いたことのあるかもしれない「be動詞」です。

 

「be動詞」は1つしかありません。「be」だけです。

 

「be動詞」以外は全て「一般動詞」です。

 

「be動詞」は主語によって、全く違う形になります。

 

「is」とか「are」とか「am」になります。

 

「be動詞」の例文をみていきます、、

 

「He  is  here.」 → 「彼はここにいます。」

「She  is  beautiful .」 → 「彼女は美しい存在だ = 彼女は美しい。」

 

 

③英語では、文の重要な情報が文頭にくる

重要な情報とは、「主語+動詞」や疑問文では「聞きたいこと」です。

(疑問文についての説明は後日。)

 

日本語では、「動詞」が文末に来ることが多いです。

 

 

④英語では、「 主語 + 動詞 + その他 」が基本の形

「主語」の直後に「動詞」が配置されます。

 

例外はありますが、それを理解するのは基本の形を覚えてからです。

(基礎を知って、応用を知る。)

 

 

▢ まとめ

今回の記事では、英文法の一番大事なルールを見てきました。

 

みなさんの理解をスムーズにするために、難しい例文は控えさせていただきました。

 

基本的に私の「文法カテゴリー」のブログでは、簡単な例文を使っていきます。

 

基本中の基本を知って頂きたいという思いがあるからです。

 

今回の内容は、なんとなく皆さんにもおわかりの中身だと思いますが、長い英文になればなるほど、基本が分かってなければ読んでも理解できないですし、ましてや英作文なんかできません。

 

単純な英文でも難解な英文でも、同じ根本的ルールから成り立っております。

 

 

今回の記事のポイントをおさらいします!

 

英語は語順が明確に決められている

 

単語が配置される位置によって、文の中でどういう役割になるのかが決まる

 

英文の主要な要素(主語・動詞・目的語・補語)は、正しい位置に配置しなければならない

 

④日本語は、単語に助詞がつくことにより、その語彙が文の中でどういう役割になるのかが決まる。

 

英語の一番大事な要素は「主語」と「動詞」

 

英語の基本形は「 主語 + 動詞 + その他 」

 

 

英語初心者の方は、特に最初は以上のポイントを意識して英文法を学んでいきましょう。

 

今回の内容は英語に関係した全てのことにつながることなので、必ず覚えてください!

 

これから基礎的なことから、英文法を学んでいきましょう(^^♪

 

今回の記事は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

それではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆