品詞を覚える
こんにちは!孤独なライターです(^^♪
皆さんこれからじっくり英文法を習っていくわけですが、文法を覚えるために、絶対知らなくてはいけない事の1つが「品詞」です。
超重要事項なのになぜか知りませんが、学校教育では品詞についての学習がなされていないのが現状です。
「えーなんか品詞ってきくと、堅苦しそうな難しい内容でやだなー」
って思うかもしれませんがそんなことはなく、覚える内容はそんなありません。
今回の記事をみていただければわかります。
とにかく品詞っていうものを知らなければ、自分で正しい英文をつくることはできませんので、前回の記事と同様に重要事項ですので、イヤでも覚えてください(笑)
文中の全ての英単語は、以下で説明する「10種類」の品詞に分類されます。
(英語の品詞の数については捉え方が一律ではありませんが、最も多いのは「8種類」という考え方です。しかし私は便宜的に「10種類」としてます。)
今回の記事では、それぞれの品詞を重要なことに絞って、肝心なポイントだけ説明していきます。
そして、「間投詞」以外の品詞については後日の記事でじっくり見ていくことにします。
それぞれの品詞の役割を知ってこそ、英文法の学習のスタートをきることができます。
私個人的に、品詞の役割を知ることは超重要だと思っております。
今回の記事の目次
①動詞 ー 動作や状態を表す品詞で最も重要 ー
(1)「be動詞」
(2)「一般動詞」
②名詞 ー もの・ひと・こと・名を表す ー
③形容詞 ー 名詞を修飾 ー
④副詞 ー 名詞以外を修飾 ー
⑤冠詞 ー 名詞の前に置く ー
⑥代名詞 ー あくまで名詞 ー
⑦前置詞 ー 名詞の前に置く ー
⑧助動詞 ー 話者の心理を反映 ー
⑨接続詞 ー 文法上同類なものをつなぐ ー
(1)「語と語」をつなぐ
(2)「句と句」をつなぐ
(3)「節と節」をつなぐ
⑩間投詞 ー 別名「感嘆詞」 ー
① 動詞
「動詞」とは、主語の「動作や状態を表す」品詞です。
「文の骨組み・設計図を決める」極めて重要な品詞です。
よっぽどの短文や省略的文章でない限り、1つの文に必ず動詞が存在します。
◇ 動詞の種類
(1)be動詞
「存在」「状態」を表す動詞です。
主語や時制(過去のことか現在のことか)によって形が不規則に変化します。
どのように変化するかはここでは割愛しますので、覚えていない方は、参考書やネットで確認してください。
(2) 一般動詞
「be動詞」以外の動詞は、全て「一般動詞」です。
「動作の内容」を意味に含んでいます。
主語や時制によって、形が変化(動詞によって規則的に・不規則的に)します。
主語によって変化する場合は、動詞の語尾に「~s」「~ies」をつけるかですが、過去のことを述べる時には、不規則に変化する動詞もあります。
② 名詞
「名詞」とは、「モノ」「コト」「ヒト」の名を表す品詞です。
例えば、「コップ」「三郎くん」「塩」、さらには「~~するというコト」など。
英語では、名詞は「主語」「目的語」「補語」の役割になります。
また名詞には、、
「単数形」と「複数形」という概念
「数えられる名詞」と「数えられない名詞」という概念
があります。
これは、日本語にはない名詞の捉え方です。
③ 形容詞
「形容詞」とは、名詞の性質や状態を表す、また名詞を修飾する品詞です。
他の品詞を修飾することはありません。
どう名詞を修飾するか?
「young」=「若い」という英単語を使ってみていきます。
(1)名詞の直前に置いて名詞を修飾
(名詞を限定的に修飾)
「I saw a young man.」 → 「私は(ある)若い男をみた。」
↓
「若い」+「男」と修飾している。
「限定的に修飾」とは、「年寄り男」でもなく「幼児の男」でもなく、いろんな男の中で「若い男」、、と、、限定するということです。
(2)補語として名詞を修飾
(名詞を説明する)
「He is young.」 → 「彼は若い。」
↓ ↓
この場合の「補語」 「彼は」+「若い」と、彼について説明
④ 副詞
副詞は、「動詞」「形容詞」「副詞」さらには「文の一部」「文の全体」を修飾
する品詞です。形容詞と比べて、修飾できる幅が、ぐんと広がります。
例を出していきます。
・「run fast」 → 「速く + 走る 」
動詞+副詞
・「very beautiful」 → 「とても + 美しい」
副詞 + 形容詞
・「very quickly 」 → 「とても + 速く」
副詞 + 副詞
・「Yesterday, I played baseball. 」 → 「昨日 + 私は野球をした」
副詞 + 文
⑤ 冠詞
「冠詞」とは、名詞の前に置かれる品詞です。
必ず冠詞の後には名詞がきます。
冠詞は日本語にはない品詞なので、我々にとっては理解しにくい分野です。
冠詞の種類は「 a/an 」と「 the 」しかありません。
ちなみに、名詞に冠詞がつかないこともあります。
⑥ 代名詞
「代名詞」とは、字のごとく「名詞」の「代わり」をする品詞です。
あくまでも名詞として機能しますが、冠詞や形容詞をつけることはできません。
つまり、代名詞に修飾語句はつきません。
代名詞の例、、
・ 主語 → 「 I 」「 he 」「 they 」 など
・ 目的語 → 「 me 」「him 」「 them 」 など
⑦ 前置詞
「前置詞」とは、名詞や代名詞の「前」に「置」く品「詞」です。
そして、前置詞の後には必ず名詞がきます。
前置詞の例、、
「 in 」「 on 」「 by 」「 over 」 などなど。
ただし、前置詞の中には(メジャーな前置詞)副詞として機能する場合もあります。
そのケースですと、名詞とセットになりません(副詞は名詞を修飾できません)。
なので、文中で見極めが必要になってきます。
前置詞は、文脈によって実にいろんな意味になります。
でも前置詞ひとつひとつに、コアの意味(=原義)がありますので、
それぞれの「本質イメージ」をつかんでください。
前置詞はイメージが大切です。
⑧ 助動詞
「助動詞」とは、「助」+「動詞」というように、動詞に補助的意味を加える品詞です。
助動詞がきたら、直後に動詞(の原形)がきます。
来ない場合は、繰り返し言うのを避けるために省略しているだけです。
助動詞がない文は「事実や現実のことを述べる」のに対し、助動詞をつけると「話者の気持ち」を反映します。
助動詞がある文だと例えば、「~だろう」「~すべきだ」「~に違いない」「~かもしれない」など。
助動詞は、動詞のように無数にあるものではありません。
そして助動詞は、文脈によって意味が変わってきますが、1つ1つちゃんと本質イメージがありますので、それを軸に覚えていけば大丈夫です。
助動詞の例、、
「 can 」「 will 」「 should」「 must 」「 may 」「 shall 」など
⑨ 接続詞
「接続詞」とは、文法上同類のものをつなぐ品詞です。
文法上同類のものをつなぐとはどういうことかというと、、
「単語と単語」「句と句」「節と節」をつなぐということです。
(「句」と「節」については後日説明いたします。)
例をみていきます。
(1)「単語」と「単語」
「 you and I 」 → 「 君と僕 」
「単語」+「接続詞」+「単語」
(2)「句」と「句」
「 in the park or at the station 」 → 「 公園か駅かで 」
「句」+「接続詞」+「句」
(3)「節」と「節」
「 I like him but I don't like her. 」 → 「彼は好きだけど彼女は好きじゃない」
「節」+「接続詞」+「節」
接続詞は難しくありません。
基本的に意味を覚えるだけでオッケイです。
⑩ 間投詞
「間投詞」は、話し手の驚き・悲しみ・喜びなどの感情を表す品詞です。
別名「感嘆詞」と言われます。
日本語で言えば「うわっ」「おっとっと」「やれやれ」などですね。
日常会話ではよく使われるし、「他の品詞との関係どうのこうの」といった面倒くさい話はありません。
間投詞に関しては、特に説明はいりません。
洋画を観れば、たくさん間投詞を覚えることができるでしょう。
▢ まとめ
今回の記事では、英語の「品詞」というものを見てきました。
とりあえず英語の品詞は10種類あるとし、今回の目次に載せた一言情報は必ず覚えて、それを本論の記事で確認してください。
「形容詞は名詞を修飾し、副詞は名詞以外を修飾するのだ」
「冠詞や前置詞がきたら、必ずその直後に名詞が来る」
「助動詞がきたら、その直後に動詞(の原形)がくる」
などなど。
今回の記事では、1つ1つの品詞の大事な内容に絞って、ざっくりみてきました。
なので本論で書いたことは、それぞれの品詞の「大原則」になります。
いずれ後日に、「間投詞」以外のそれぞれの品詞の記事を書いていきますが、今回記事に挙げたそれぞれの品詞の鉄則を覚えてからのほうが、品詞の記事の理解がよりスムーズになるかと思います。
品詞の役割を知ることで、例えば中学生・高校生は「並べ替え問題」が解けるようになります。
そしてどの方にも言えることは、英語のインプットに強くなるよりかは、アウトプットの力がつくことが期待できます。
つまり英作文の力です!
英語苦手な方、初心者の方は簡単な英文でいいので、リーディングする時に「この単語の品詞はあれだ!」というように、品詞を意識して精読してみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それではまた(^^♪
☆To the Finest Hour☆