英語 日本で 

「留学せず日本で」.....英語力を上級一歩前のレベルにするための道を伝えていくブログです。英語学習辛くなったら、コメントください。

英文法 おすすめ参考書

f:id:solitarywriter:20200501014127p:plain

 

世の中には、たくさんの英語教材があります。

 

特に初心者の方には、どれを選べばいいのか悩みますよね。

 

ある程度英語力ある人は、自分の必要な参考書がどれか検討つくでしょうが、これから英語をやってみようという人にとっては選ぶだけでも苦労すると思います。

 

ですので、私から皆さんにおすすめしたいものを、このサイトで提案して皆さんを導いていこうと思います。

 

ここで私が留意するのは、たくさんの参考書を提示しても、また読者の皆さんがお悩みになってしまうので、私の信念にそったものを各分野(英文法・発音・前置詞・音読の仕方、、など)で2種類~5種類、紹介していこうと思います。

 

信念とは「シンプルなもの」です。このページでは、英文法のおすすめ教材を紹介させていただきます。

 

① 『NHK基礎英語 1週間で仕上げる 中1の英文法』

  『NHK基礎英語 1週間で仕上げる 中2の英文法』

  『NHK基礎英語 1週間で仕上げる 中3の英文法』

 

解説を見ながら問題を解いていく、書き込み式の中学英文法テキストです。

 

覚えるべき英文法を広く深すぎず学習できるので、初心者の方には非常に取り組みやすい仕上がりになっております。

 

シンプルであまり余計なことは載っていなく、活字も小さくないから読みやすい!テキストのタイトルで「1週間で仕上げる」と謳っており、各日で割り当てられているページ数は、例えば中1のテキストで16ページほど(6、7日目はもっと短いです)。

 

テキスト形式は、「 各日の中で覚えるべき文法確認事項が4ページ、それを参考にした問題演習が6ページ、その解答が4ページ、それに関連した重要フレーズを紹介したのが2ページ 」といった具合です。

 

文法確認事項と問題の解答ページでは、覚えるべき箇所や解答箇所が赤字になっているので、透明な赤シートを使えばテンポよく覚えたかどうかがチェックできます。

 

正直なところ、英語の本質に触れたような解説はのっていないので、以下に紹介すろような「英文法の辞書的な参考書」などと併用すると、より理解を深めて本書を学習できます。

 

英語が苦手でテストの点数を上げたい学生から、もう一度基本中の基本レベルから、かつ中学英語をざっと要点をつかみながら基礎英文法を学びたい、という社会人の方にやっていただきたい参考書&問題集です。

 

とにかく、シンプルで使いやすい。さすがNHKの出版物だと思います。

 

② 『塾よりわかる中学英語』 中経出版

中学1年~中学3年の英文法を一冊にまとめた参考書です。分厚いですが(550ページぐらい)、1ページの文字数が多くないので、次から次に進むことができます。

 

本書を特におすすめしたいのは、英語をゼロから始めたい方、基礎から始めて間もない方です。

 

つまり英語初級~初中級の方全般です。

 

中学3年間分の英文法の辞書的テキストであり、しかも分かり易く説明しております。

 

説明が単純すぎず、難しすぎず。

 

本所は読者の学習に臨場感をもたせるため、文章の調子が授業スタイル、語りかける口調だから親しみやすさを感じます。

 

本書は、英文法の話しに入る前に、英語を書く際のルールについて説明されております。

 

例えば、「アルファベットの書き方」「ピリオドやアポストロフィー」「英文の最初の単語の語頭は大文字で書く」さらには「筆記体の書き方(覚える必要はありません)」までも。本当にゼロからのスタートです。

 

英会話の基本は中学英語レベルと言われており、英会話だけでも覚えたいという方でも中学英語はマスターするべきです。

 

とにかく問題集を別にして、中学英語の参考書はこれ一冊だけでもOKです。繰り返しますが、中学英文法の辞書になります。

 

巻末には文法用語の索引がついてます。CD音声の付録はついてません。

 

③ 『総合英語エバーグリーン』 いいずな書店

中学英語を前提として高校英語をひと通り網羅した、ズバリ「総合英語」的な英文法参考書です。

高校英語教材ですが、基礎から文法を学ぶためにそばに置いておきたい、これもまた「英文法の辞典」として活用したいものです。

 

本書をおすすめしたい方は、中学英語は大体わかるけど、英文法全般的に知識を深めていきたい、という方です。

 

つまり、初中級~中級の学習者です。

 

この本の全てが基礎ということではありませんが、先の②の参考書より本質的な説明が色濃いので、中学英文法の知識が深まります(例えば「過去形と完了形の違い」など)。

 

しかし文法初級者は本書ではなく、②の参考書を強くおすすめします(初級者がいきなり本書は厳しいと思うので)。

 

本書は文法に関しては、万能と言っていいと思います。

 

事実高校でよく使わている参考書です(高校の時学校から配られました)。

 

解説が、単純すぎず、難しすぎず、、そして可愛いイラストが散りばめられていて、親近感がもてます。

 

私にとって印象的だったのは、日本人には理解が難しい「完了形」や「時制」についての本質を、イラストを使って分かり易く説明しているなーということでした。

 

1点気になったのは、イラストを使って学習していきたい「前置詞」の本質については、内容が薄いのではないかということです(イラストを使ってますが)。

 

前置詞は他の参考書で学習しましょう(いつか前置詞の参考書を紹介いたします)。

 

本書掲載の例文の音声をダウンロードできます。

 

④ 『英文法のトリセツ じっくり基礎編』 アルク

  『英文法のトリセツ とことん攻略編』 アルク

  『英文法のトリセツ 中学レベル完結編』 アルク

 この参考書は、とにかく英語の初心者にピッタリです。

 

とはいっても中高の学校の授業でひと通り英語を習った人にとっても、知らない大事な知識が載ってるんです。

 

例えば「品詞」について。英文法を学ぶ上で、品詞のことが知らないと何もできません。

 

それなのに、品詞のことが知らない人のほうが圧倒的なのが現状です。

 

それは学校の英語教育では教えてくれないからです。

 

私も学校や大学の英語の授業でも、品詞の説明を聞いたことがありません(大学浪人してた時、予備校の授業で初めて知りました)。

 

本書は(基礎編)、品詞の話からスタートします。

 

そして、品詞の中でも最も重要な「動詞」について詳しく説明しております。

 

目次を見ると(基礎編)、参考書の4割くらいが、動詞に関連したお話になっております。

 

本書にイラストはなく、文書のみの説明となっております。

 

しかし退屈はしません。

 

一貫して授業をしているかのような語りかけの文調で、親しみやすいです。

 

アマゾン見ると、「なれなれしい」とか「噛み砕きすぎてくどい」といったレビューがありますが、そこから察しがつくように、初心者には向いている参考書です。

 

いくら初心者に向いてるといっても、必要最小限の「文法用語」はあります。文法知識を頭で整理するためにある程度文法用語は必要です。

 

⑤ 『一億人の英文法』 東進ブックス

中学高校の英語という区切り関係ない、範囲関係ない総合英語参考書です。

 

英文法の語学書では絶大な人気を誇る参考書です。

 

一般英語教育では知ることができない内容が、とにかく盛りだくさんです。

 

イラストを多用して、イメージで感じ取るのが本書の基本方針です。

 

イラストがあることで、個人的には特に「前置詞」「助動詞」「時制」の本質的説明が分かり易かったです。

 

しかし、、英語初級者が本書をいきなり使うのはおすすめできませんし、中級者以上でもない限り、文法の辞書的参考書として使うのもおすすめできません。

 

辞書的参考書の内容理解を深める「副次的な辞書的参考書」として使うのがよいのかと。

 

というのは、本書は独自のアプローチで英文法を解説しております。

 

イメージで覚えようということで、決して機械的に文法を習得していくプロセスは踏まず、英語の基本的な解説のやりかたではありません。

 

初級者は基本的なアプローチでいくべきです(まずはある程度暗記で文法を覚えるべきです)。

 

ということで、王道的な辞書的参考書の理解を補完するためは非常に良いのではないかと私は思うんです。

 

ひと通り文法知識を身つけた方にとっては、本書を楽しんで読むことができるでしょう。覚えた文法の理解がさらに深まることは間違いので!

 

著者である大西先生特有の、噛み砕いた説明で、かつ口語文体だからこちらも親しみやすい参考書です。

 

先ほどもお伝えしたように、英語の本質をイラストを使って説明してあり、面白い一冊なので紹介させていただきました。