英語 日本で 

「留学せず日本で」.....英語力を上級一歩前のレベルにするための道を伝えていくブログです。英語学習辛くなったら、コメントください。

プロフィール

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こんにちは!孤独なライターと申します。

 

 私が英語に興味を持ち始めたのは、高校2年生の夏でした。

 それまで英語は熱心に取り組んでいなかったのですが、ある全国記述模試で英語の偏差値が60を超えたことがあって、「自分英語に向いてるのではないか?」、これが英語に興味を持ったきっかけでした。そして2年間大学浪人して大手予備校に行ったときにある英語カリスマ講師を知り、英語講師という職業に憧れをもちました。

 ということで、私はある国公立大学の外国語学部英語系の学科に進学。あいにく英語圏の政治経済や文化といったことには興味を持てず、言語学系の授業ばかりしか顔晴っておりませんでした。英文法に関する授業は毎回良い成績をとることができました大学の先生に。褒められたことは今でも忘れないようにしております。文法的にしっかり英作できているだの、和訳のしかたがうまいだのと。

 英語は英語でも、特に英文法に関しては自信があります。

 大学のころから、海外に住んでみたいと思うようになりました。時間がかかってもいつか行ってやる、海外行って英語達者になるぞ、と。。本当に時間がかかってしまい、ワーキングホリデーの年齢制限ぎりぎりのところにきて、カナダに渡航。当初は1年滞在する予定でしたが、3か月で帰国しました。その理由は、英語上級者でもない者は、「まずは『日本でこそ』徹底的に英語をやるべお良くき」だと、現地にいながら強く感じたからです。英語初心者がいきなり現地に行っても、大して英語力は身につかないということです。

 帰国後32歳から、英語の資格に取り組み始めました。英検準1級は1回落ちましたが、私がそれまで苦手だった速読とリスニングに取り組み、2回目で無事合格することができました。ここまで来たので英検1級をいづれ目指しますが、まずはTOEIC900点を超えるように現在勉強中でございます。

 

     では、このサイトをどんな方に利用して頂きたいか?

 

 中学生以上で、英会話教室に行かずに「英語をゼロから始めて中級レベルまで」もっていきたい方に利用して頂きたいと思っております。背景は問いません。

・我が子に、独学で英会話を学ばせたい親の方。

・高校受験や大学受験で、英語を得意にしたい生徒さん。

・就活や転職のために英語(英検やTOEICなど)の資格を取りたい方。

・ビジネスのために 英語をある程度使えるようになりたい方。

・英語を老後の趣味にしたい方。

・英語の基礎を知りたい方。

 

 ビジネス英語であれ、旅行英会話であれ、受験英語であれ、どんな英語でも基礎は同じです。まずは英語の基礎(発音と文法)を体に染み込ませてから、各々のやりたい英語の分野に進んでいってください。

 

 現在(2020年2月時点)私は、英検1級やTOEIC満点といった素晴らしい肩書はありませんが、中学レベルの英語力をつけるアドバイスはできます。

 そしてこの英語サイトの成長と共に、私の英語力の成長も育んでいければと、願っております。

発音練習におすすめな洋楽

▢ 洋楽で発音を鍛えよう

 

 洋楽を使った英語発音・リスニングトレーニングは、意味があるだのないだのと賛否両論ありますが、勉強している感がなく楽しくできる英語のトレーニンだということは間違いありません。

 

洋楽好きにはたまらない英語学習メソットであり、洋楽に興味ない人はこれを機に興味をもったり、雑学を増やすチャンスだと思ってトライするのもありです。

 

この英語習得メソットは、好きな音楽を楽しみながら、リスニングや発音トレーニングができることになんといっても魅力があります。

 

 初級者の方はまずはテンポが速くない、かつ発音がはっきりしている曲を選ぶとよいでしょう。

 

フォークソング」や「バラード」なんかが良いです。

 

「ラップ」といったテンポが速い曲は、発音の練習にはなりにくいのであまりおすすめできません。

 

それにスラングといった少し調子にのった歌詞がありますので、そういう英語は覚える必要はありません。

 

 

▢ 洋楽を発音練習に使うメリット

 

①知らない単語を覚えやすい

 

 洋楽の歌詞をみると、専門用語といった難しい歌詞はあまりありません。

 

(まぁ邦楽でもそうですが、「売れるため・聴者に伝えたい」であるが故に、難解なワードを歌詞に入れたりしないですよね)

 

でも案外簡単なスペルの単語の意味がわからなかったりします。

 

洋楽を英語トレーニングにするとき、「単語帳」を勉強するより未知の単語を記憶しやすいので、確実に語彙数を増やすことができます。

 

 

②日常会話的な表現を知る子ことができる

 

 洋楽の歌詞には、日本の学校の英語教育では教わらない英語表現がたくさんあります。

 

例えば、「somethin'」「ain't」「gotta」「wanna」などは現地人にとって当り前な表現ですが、日本の英語教育ではあまり教わらない表現です。

 

つまり洋楽は、「口語体」を知るのに適した学習方法です。

 

 

▢ 発音練習におすすめな洋楽

 

①「カーペンターズ

 

 アメリカの兄妹デュオの超有名グループ、Carpenters

 

ボーカルの「カレン」は発音がとてもきれいで聴きやすいとして、発音トレーニングによくカーペンターズが紹介されます。

 

私自身カーペンターズの5曲ぐらい練習しました。

 

歌詞を暗記するくらい。

 

今のところ、カーペンターズは一番皆さんにトライして頂きたい。

 

おすすめなのは、『Top  of  the  World』『Close  to  You』『Rainy  days  and  Mondays』です。

 

 

 

②「ビートルズ

 

 ロック ミュージックをはじめ、いろんな音楽に多大な影響を与えた、20世紀を代表するロックバンド、Beatles

 

ビートルズも発音トレーニングに効果的だという評判があります。

 

わたし的には、ビートルズのなかでも「バラード」なんかはいいと思います。

 

『Yesterday』『Let  it  be』がそうです。

 

超有名ラインナップですが........練習しないとカラオケでは歌えません。

 

バラードではありませんが、私は『Eight  days  a  week』が好きです。

 

 

 

③「アデル」

 

 今や英国が誇るべき有名女性シンガーソングライター、「Adele」

 

「ソウル」や「ジャズ」をメインに歌う、ちょいハスキーな声の持ち主です。

 

ライブではなんとまぁーしゃべるしゃべる(笑)しかも楽しそうに。

 

聴いてる人をハッピーにしてくれます。

 

トークがいかにも英国って感じ!

 

英国人なのでイギリス英語の発音です。

 

アメリカ英語のようにはっきりと発音しません。

 

おすすめ曲は、代表曲で申し訳ないのですが『Someone  Like  You』『Hometown  Glory』です。

 

  

④「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ

 

 ミュージカル映画で2006年から人気を誇った、3部作の映画です。

 

割とアップテンポの曲が多く、それらの曲を使ってトレーニングするのは大変なので、スローテンポの曲から始めましょう。

 

『Start  of  Something  New』はおすすめです。

 

男女デュエットソングなので、男女で一緒に歌えるとすごい楽しいです(わたしは)

 

他には『We  All  in  This  Together』(アップテンポですが)

 

 

 

⑤「ダニエル・パウター

 

 カナダ出身の男性ミュージシャン、「Daniel  Powter」

 

ピアノの弾き語りが彼のスタイルで、ピアノマンと呼ばれるくらいです。

 

2005年に『Bad  Day』がヒットしました。

 

私もこの曲をトレーニングに使いました。

 

歌詞も自然と暗記!

 

他には『Next  Plane  Home』が、トレーニングにおすすめです。

 

 

 

 

 

今回の記事は以上です!

いい曲がみつかったらまた更新します☆

 

そしてしばらくは新しい記事を書かないで

本ブログのデザインや記事修正に努める次第ですので

どうぞよろしくお願いします_(._.)_

 

ではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

中級者 おすすめ発音教材

☐    『英語の発音パーフェクト学習辞典』 深澤俊昭 著 

 

①本書概要

 

 著者曰く、本書は英語の発音を勉強する「全ての人」に書かれたものということです。

 

さすがに「辞典」ということだけあって、発音に関すること1から10まで具体的にわかりやすく説明する印象を感じました。

 

分厚い教材ですが、発音に関してなにか調べるときには、この1冊が解決してくれると思います。

 

文法分野で、文法総合辞典として『エバーグリーン』や『塾よりもわかる中学英文法』を推奨していますが、発音分野では、発音総合辞典として『発音総合辞典』をお勧めします。

 

常にそばに置いておきたい発音教材ということです。

 

 

 トップページには、英語の母音・子音の発音記号が載っています。

 

そしてそれらの発音の仕方が、アメリカ英語」と「イギリス英語」それぞれで音声が収録されています。

 

また発音の何を重点的にやるかは人それぞれで、目的別(スピーキング重視・リスニング重視・最初からじっくりやりたい人など)に、やるべき項目を教えてくれます

 

 

②メリット

 

(1)英語発音全般的に詳しく説明しているところ

 

 例えば「リズム」「同化」「連結」「脱落」「子音連続」など。 

 

(2)例文が豊富

 

 中級者に特におすすめ

 

例文を暗記するくらいみっちり発音練習すれば、かなり力がついてるはずです。

 

CD音源のスピードは、ネイティブとほぼ変わらない(つまり速い)ので、本書の音源を聞き取れると、リスニング力もだいぶ成長したといえるくらいです。

 

そうなれば字幕なしで映画見るのも夢じゃない。

 

例文の内容自体は、日常会話に即したものです。

 

③デメリット 

 

 初級者にはおすすめできません

 

著者は、英語を学習する全ての人に向けた教材とい謳っておりますが、私個人的にはある程度英語に慣れた人じゃないとおすすめできません。

 

本書の音声がまず速いことが、その理由。初心者はついていけないです。

 

ほぼナチュラルスピードです。

 

そして例文と例文のポーズの間隔が短いので、例文1つ1つじっくり時間かけてられないのも、初心者に向かない難点です。

 

とにかくポンポン音声が進みます!

 

 

④著者の発音学習観

 

 著者によれば、発音の学習は日本語の発声概念は捨てるべきだと。

 

英語と日本語の発声の仕方は、根本的に全く異なるからです。

 

レーニングの大前提で、日本語の音の出し方を捨てるべき、先入観を捨てるべきだということです。

 

みなさん、余計な母音をつけない発音トレーニングを心がけましょう。

 

 

 

 

☐    『英語の耳になる リスニング50のルール』 長尾和夫アンディ・バーガー 著

 

 

 ①本書の概要

 

    本書の「はじめに」で、この本の意図が明記されております。

 

それは、英語ネイティブの『ベラベラ調』を克服することです。

 

テレビでネイティブが喋っているときに聞く、あの「音が流れるように発話する調子」『ベラベラ調』と本書では述べています。

 

『ベラベラ調』はほんと聞き取れませんよね?

 

『ベラベラ調』は、単語と単語をくっつけて発音(連結)したり、発音しない部分

(脱落)があったりします。

 

中1レベルの簡単な単語の集まりの文でも、『ベラベラ調』と化するとなかなか聞き取れません

 

それを克服しようというのが本書の狙い!

 

日本語にはない英語特有の「連結」「脱落」に慣れるための教材ということで、紹介させていただきます。

 

 

    大きく分けて2つの単元に分かれます。

 

本書の3/4を占める「chapter1」では、「連結」そして「脱落」も

「chapter2」では、「1語の中で起こる音の変化」を学習していきます。

 

 

 

 

②メリット

 

(1)よく使われる単語の「連結」「脱落」をたくさん学べる

 

    何と言っても本書は、「連結」と「脱落」に慣れることを目的としてます。

 

 

(2)短い例文だけでなく、単元ごとのスキット訓練がある

 

    スキットの対話例文を通じて、単元の重要ポイントをまとめて復習することができます。

 

 

 (3)例文の数が多い

 

    全部で1500以上の例文があり、そして日常チックな例文ですので、暗唱してもよさそうな内容です。

 

例えば、「be」についての単元

 

「can  be」「can't  be」「could  be」「couldn't  be」「will  be」「won't  be」

「would  be」「wouldn't  be」など、つなげて発音する「連結」の発声の仕方を、そのそれぞれ「5個前後」の例文を使って紹介してます。

 

ちなみに「be」についての内容は他にもまだ項目がたくさんありますので。

以上のはあくまで一部です!

 

 

 

③デメリット

 

(1)リスニング音源のスピードが速い

 

    このCD音源、例文を読むスピードがほぼナチュラなので、間違いなく初心者には向きません

 

中・上級者向けです。

 

また例文と例文の間のポーズ間隔が短く、例文がポンポン進んでいくので、ゆっくりやってられません。

 

 

(2)本書の使い方に関する情報が少ない

 

    CDを聞いて「とにかく慣れること」を主眼においてるからなのか、本書の具体的なアプローチの仕方の説明は少なめです。

 

著者がお勧めする英語学習のやりかたも紹介して欲しいというのが、私の気持ちです。

 

 

 

④著者の発音学習法

 

    この本からは著者の発音の学習観を具体的に知ることはできないですが

 

同じ著者が書いている本をみると、「中学レベル」の英語をたくさん聞いて

 

慣れることで、十分な英語力をつけるこができるという考えを、お持ちのようです。

 

 

 

 

 

今回の記事は以上です!

ではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

初級者おすすめ 発音教材

☐    『英語耳』 松澤喜好 著

 

①本書概要

 

 英語発音教材で、人気のある1冊です。

 

この本でメインに学習できることは、文レベルではなく「単語1語レベル」での正しい発音を身につけることです。

 

「発音記号」の正しい発音効率的に知ることができます。

 

似た音の単語をまとめてやるので、微妙な音の違いを比べることができます。

 

例えば

・「bat」→「コウモリ」

・「but」→「しかし」

 

・「hut」→「小屋」

・「hot」→「あつい」

 

「母音・子音」の微妙な音の違いを認識できるようになるのが、本書の強みです。

 

 

 中身がわりとシンプルなので、ゴチャゴチャしていなくやりやすい印象です。

 

 

 

 ②本書のメリット

 英語の「母音」と「子音」を徹底的に学習できるところです。

 

発音トレーニングで一番最初にやるべきだと思います。

 

というのは、「母音と子音」は発音の基本中の基本だからです。

 

  

③本書のデメリット

 

 英語音声特有の「リズム」「リエゾン」の学習は、あまり望めないところです。

 

「連結」についての説明は多少あるが、量が足りないというのが私の個人的見解です。 

 

 でもそこは、別の参考書で補えばいいので、さほど問題でもありません。

 

 

 また扱っている単語がぱっと見、難しくないんですけど、意外と中級者でも知らないであろう単語がポツポツとある感じです。

 

単語の意味も知らないで発音練習しまくるのも虚しいので、訓練する前に未知の単語は調べときましょう。

 

 

④著者の英語発音学習観

 

 著者は、英語学習で洋楽や洋書を使うことをお勧めされています。

 

洋楽だと「カーペンターズ」や「ビートルズ」など

洋書だと「自分が読めるモノ」です。

 

同じ素材を最低100回は、洋楽だと「歌ったり」、洋書だと「音読したり」するべきだとおっしゃっています。

 

要するに、スポーツと同じで、英語発音も何回も繰り返しやらなければ身につかないものだという考えを、著者はお持ちだとわかります。

 

 

 ほかには洋楽・洋書だけでなく、英語学習に関連したサイトや雑誌なども紹介せれています。

 

著者が英語習得した、それまでの体験談なども。

 

なかなか興味深かったです。

 

 

 

 

☐    『タニケイ式 英語発音トレーニング』 谷口恵子 著

 

①本書概要

 

(1)本書の目的

 

 著者によれば、この本はネイティブと同じ発音をできるようになるのではなく(ネイティブの発音レベルぶなるのではく)、ネイティブを相手にしたとき、相手とスムーズに会話ができ、ネイティブに対して自分の英語を、スムーズに伝えることができる発音ができることを目的にしています。

 

私はこの考えに同感です。

 

第一に、ネイティブと同じように発音できるようになるのは不可能です。

 

それよりも、ネイティブと違和感なく会話できるレベルの発音を目標にするのが現実的です。

 

なにもかも「ネイティブの発音」「ネイティブの発音」と言っても埒があきません。

 

「ネイティブの発音を身につけましょう」という風潮がありますが、これはただ漠然といわれているだけであって、実際に私たちが目指しているのは、「ネイティブとスムーズに会話できる英語ができるようになる」ということではないでしょうか?

 

ネイティブの英語力が目標ではありません。

 

それは不可能ですから。ただどんどん近づくことは可能です。

 

語学は完璧になろうとしても切がありません

「よりベターを追求」していけばいいだけ。

 

その現実的なレベルだけで十分じゃないですか。

 

それだけで周りから「すごい、英語ペラペラだね☆」と言われるんですから。

 

 

 

(2)本書の大まかな構成

 

 前半で、英語と日本語の発音の違いや、英語の特徴(「連結」や「リズム」)を説明し、後半で実践トレーニングという形式になっています。

 

〇第1章

 

 英語発音トレーニングのアプローチの仕方、どれくらいの期間やるのか、著者のおススメのトレーニングについてといった内容です。

 

 

〇第2章

 

  英語と日本語の発音の違いについての説明です。

 

違いを理解するだけでトレーニングの効果が上がるとおっしゃってます。

 

まず第一に知るべきことは、英語は日本語より音の数が多いということです。

 

そして発音で気を付けるべきことは、「余計な母音をつけない」ことです。

 

日本語は1つ1つの音(音節)に母音がつきますからね。

 

余計な母音をつけることで、日本語っぽくなってしまいます。

 

この癖をなくすことを心がけて発音トレーニングしてください☆

 

 

〇第3章

 

 発音をマスターするための英語の5つの要素に触れています。

 

5つの要素とは

「リンキング(連結)」

「リズム」

「イントネーション」

「アクセント」

「発音記号」

 

全部日本語にはない発音の特徴です。

 

発音の基礎を、身につけるために「第3章」は徹底ってことです。

 

 

〇第4章

 

 著者式トレーニングの進め方の詳細についてです。

 

例文のアプローチの順序は

「リスニング」

「オーバーラッピング」←例文を見ながらCD音声を言う

「自分の声を録音して発音チェック」

 

これらのやり方の説明です。

 

 

〇第5章

 

 トレーニングの実践です。

 

30日分の教材が与えられており、1日分の本書学習時間は10~20分間とのこと!

 

これなら気楽に続けられそうです。 

 

 

 〇第6章

 

 

『English  Central』というものの使い方の説明です。

 

それは著者がお勧めされる、無料のオンライン総合英語学習ツールです。

 

2019年12月時点で私はこれを使ったことがありませんが、このサイト作成が落ち着きましたらトライします。

 

 

ざっくり書きましたが、本書はこのような構成内容です。

 

巻末には、持ち運びできる発音記号の一覧表が付録されています。

 

そして『英語耳』とちがって、本書は最初からトレーニングに使う例文が「文単位」でございます。「単語」からではありません

 

 

 

②メリットとデメリット

 

(1)メリット

 

   初心者の方に向いています

 

これから英語の発音に取り組む方には、おすすめしたい一冊です。

 

最初は『英語耳』で単語レベルの発音から始めて、次に本書を使って文単位で発音を身につけるのが、自然な順番です

 

 

(2)デメリット

 

    『発音パーフェクト辞典』(次の記事で紹介します)のように、発音知識に関することは具体的ではないので、詳しく英語の発音をしたい方には不向きです。

 

    ですが、中級レベルを目指すのであれば本書で十分です。

 

 

 

 

 

 

 今回の記事は以上です!

ではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語発音で日本人が苦手なこと

▢ はじめに

 

 文法は覚えるのに時間がかかりませんが、発音はスポーツと同じなので、体に染み込ませるまで時間がかかります。

 

日本人にとって英語に関して一番自信がもてないのは、「発音」ではないでしょうか?

だから必然的にスピーキングも苦手になります。

 

なぜこんなにも日本人にとって、英語の発音は難しいのでしょうか?

 

それは、「音」の「発し方」が、日と英で根本的に違うからに他なりません。

 

よって「日本語の発音の常識を取っ払って」発音にアプローチする必要があります。

 

確かにネイティブみたいな発音でなくても、通じることはよくありますが、よりスムーズに誤解なく会話できるようになるためには、より正しい発音をすることです。

 

 

    練習するにあたって、最初は成長してる実感がなく身につくスピードが遅いように感じて、嫌になりますが、耐えるしかないです。

 

でもある程度体が覚えてできるようになってくると、「もっとちゃんとしたカッコイイ発音できるようになりたい」と、モチベーションがさらに上がります

 

 

    今回の記事では、日本人が英語音声を苦手とせしめている、英語特有の発音について紹介していきます。

 

 

 

 

▢ リズム

 

    外国人が日本語を話す時、強弱をつけて話しますよね?

 

「ワターーシハ(私は)」のように。。

 

これは日本語にはない、「英語特有のリズム」があるからなんです。 

 

英語のリズムは「強弱、強弱、強弱、強弱」の繰り返しなんです。

 

「強」のところは比較的「ゆっくり」で、「弱」のところは比較的「速く」発音されます。

 

「強」のところは「エネルギーを発散」し、「弱」のところは「エネルギーを溜め込む」イメージです。 

 

そして、「強いところ」と「弱いところ」がひと塊になります。

 

ちなみに、「強弱」同士の間隔は、比較的等しい間隔です。

 

 

 

 

▢ 母音・子音

 

①母音

   

 日本語には、母音が5つ(a, i, u, e, o)あるのに対して、アメリカ英語では14個イギリス英語に至っては20個もあります。

 

同じ子音に対して、似たような母音を入れ替えると、全く違う意味の単語になったりします

 

そのような現象が、英語では日本語より遥かに多いんです。

 

例えば

 

・「hot」→「あつい」

・「hat」→「帽子」

・「hut」→「小屋」

 

これらの母音は日本人からすると、ほとんど同じように聞こえてしまいます。

 

この3つの発音をあえて日本語に書くと、全部「ハァットゥ」ですから。

 

ですが英語話者はちゃんと聞き分けていて、意味を区別できるようです。

 

 

 

②子音 

 

 日本語子音が14個あるのに対して、英語では24個もあります。

 

英語では子音の分け方が複雑なため、似た者同士の子音(「v」と「b」など)を区別できなければなりません。じゃないと、ちがう単語に捉え/捉えられ、誤解が生じます。

 

例えば

 

・「vanish」→「消える」 と 「banish」→「追放する」

 

・「right」→「ちょうど」 と 「light」→「軽い」

 

・「she」→「彼女」 と 「see」→「みる」

 

などなどほんの一例ですが、発音が似た単語たちは無数にあります。

日本人はそういった子音の発音の違いをなかなか聞き分けられません。

 

 

 

 

▢ 連結

 

 「連結」は 、リエゾン「リンキング」とも呼ばれます。

 

日本語にはない発音現象なので、これまた慣れるのに苦労します(笑)

 

日本語は、単語1語1語を切り離して発音するのに対して、英語は単語と単語をつなげて発話されることが、滅茶苦茶多いわけです。

 

だからある単語を1語で発音した場合と、その単語を文中に混ぜて発音した場合とでは、聞こえ方がちがうのです。

 

「単語と単語をつなげて発音する現象」「連結」といい、これが日本人が英語を聞けない最も大きな原因なのです。

 

中学1年生レベルの簡単な単語を用いた文章でも、ネイティブが発音すると見事に聞き取れません!

 

 

 逆にいえば、「連結」に慣れれば、リスニングは格段に伸びます

 

英検とか試験対策でリスニング対策に取りかかる方は、まずは「リズム」・「連結」を強化するべきでしょう。

 

 

 「連結」がよく起こるパターンは2つ

 

単語の最後の音が「d」「p」「r」「t」といった子音で、次の単語の最初の音が「a」「e」「i」といった母音がくる。

 

単語の終わりの母音と、次の単語の最初の母音がつながる

その場合、その2つのつなぎ役として間に「w」や「j」の弱い音が混じる。微妙にしか聞こえないレベルです。

 

 

 

▢ 脱落

 

 音が流れるように発音される英語では、スピード感が増すにつれて発音しにくい音は省略される傾向があります。単語の最後の発音が脱落することが多いです。

 

例えば、「t」「d」といった子音の脱落です。

「next  day」は → ネクス デー」のように発音

 

このように「脱落」というのは

 

子音で終わる単語の次の単語が、子音で始まる場合(一番よくある)

 

②「助動詞+not+動詞」のとき

「can't  do」「didn't  get」などですね。「t」は基本的に発音されません。

 

③母音の脱落

あいまい母音(発音記号だと「e」をひっくり返した文字)が中心です。文中の強弱リズムにおける、「弱」のところでよく起こる「脱落」です。

 

 

 

 

 

今回の記事は以上です!

ではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

 

発音を習得することの効果

 私の英語学習観は、とにかく基本に忠実になって、基本をがっちり固めるということです。

 

英語の基本は、「文法」と「発音」に他なりません。

 

わたしは外国に行く前は、文法が好きだったので文法をがっちり固めましたが、発音を蔑ろにしていたので、現地人の会話に歯が立ちませんでした。

 

いまは時間のゆるす限り、発音をトレーニングしてます。

 

たぶん一人前に発音できるようになるには、文法をマスターするよりはるかに時間がかかると思うんですよ。

 

文法に関しては「中学英語+α」をマスターすればいいので、半年~1年あれば文法は充分身につくというのが私の考えです。

 

しかし、発音はスポーツと同じく「口や舌」といった体の一部を鍛えてなんぼなので、

上達するまで時間がかかることは覚悟しといてください。一朝一夕ではできるようにはなりませんので!

 

まぁ暗記のように頭を使うのではなく、体を動かす学習なので「つまならい」というのはあまりないと思います。

 

「毎日10分だけでも!」というように、最初は少しずつ(最初は負担が大きいので)でもいいので、継続することが大事です。

 

私も普段仕事上、あまり英語に時間を割けないので、「スキマ時間」を活用して発音に取り組んでます。

 

初めて1年ぐらい経ちますが、音読がスムーズになりましたし、TOEICの公式問題集のリスニング音声や洋画が以前よりも聞けるようになったという実感があります。

 

 

 思うに「発音」が良くなると、実際に英語力があがるだけではなくて、「メンタル面」で非常に高い効果が生まれるということです。

 

あとは正しい発音を知ることで、リスニング力が上がるということ。

 

今回の記事ではそれに関することを3点紹介いたします。

 

 

 

▢ 英語を話すことに「自信」をもてる

 

 語学習得のコツは、何をやるかといった方法論よりも、「いかにしてモチベーションをキープするか?」といった「継続」に他なりません。

 

残念ながら「継続」です。

 

「語学に王道なし。」

 

 

 英文法が得意な人よりも、文法が間違った英語でも、英語っぽい発音で英語を話している人のほうが、かっこよくみえます

 

文法は正しくなくても、英語っぽく発話してるだけで、誰かから「すごい」と誉められるでしょう。

 

そうなれば、もっと英語をうまくなりたいと気持ちが高まります

(モチベーションアップです)

 

普通日本人がいっぱいいるところで英語を使うのは、恥ずかしく思うかもしれませんが、発音に長けてるほうが、人前で英語を使う恐怖感がなくなります。

 

しゃべれないけど頑張ってネイティブみたいに英語話そうとしている人を、冷ややかな目で見る人がいますが、これはおかしいですよね!頑張ってんのに!

 

 

 

▢ 音読・シャドーイングが楽しくなる

 

  発音がよりネイティブっぽくなると、英語学習の大切なアクティビティーである

「音読」「シャドーイング」が楽しくなります。

 

楽しくなれば、モチベーションアップにつながりますよね?

 

そうなったのが「わたし」です(笑)

 

リエゾン(詳しくは後の記事で)」が多発する文を、スムーズにネイティブらしく発音できたときは、なかなか気持ちがよいもんですよ(^^)

 

ということで発音力アップさせれば、「音読」「シャドーイング」といった1人でもできる重要な英語学習を楽しくできちゃいます。

 

 

 

▢ リスニング力が向上する

 

 リスニングは、聞いてるだけでは伸びません

 

私の大学のある言語学の教授は、「洋ドラマを字幕なしで3か月、毎日見続ければ聞けるようになる」と言っておられましたが、正しい発音をある程度勉強してからのほうが、格段にリスニング力向上につながると、私は思います。

 

第一に、「正しく知らない音」「自分の口から発せられない音」は聞き取れるわけがありません

 

正しい音を知らなければ、教材のリスニング音源にあるネイティブの英語を聞き取れないのも当然です。

 

 

 

 

〇 発音訓練のポイント

 

 「日本語という母語の壁を越えなければならない」

 

 母語により、英語の訛りが出ます。

 

私が海外行った時も、中国系の航空会社のCAの人に「日本人らしい英語だね」と言われました。「ジャパニングリッシュ」ってやつですね。

 

それは母語の発音を通して英語を発音していた」からです。

 

その壁を越えなければ、「英語話者の人に伝わりやすいネイティブの発音」に近づくことはできません。

 

そのためには、「英語と日本語は、発音(発声)の仕方が根本的に違う」ということを認識してください。

 

決して「日本語の50音を使って発音」しようとしないでください

 

どれだけ母語の発音の壁を乗り越えることができるかが、発音成長のカギです。

 

 

 

 

 

今回の記事は以上です!

ではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

「発音の学習」と「孤独なライター」

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私は、英語自体に興味を持ち始めたのが、高校2年生の時でしたが

 

英語は英語でも、「文法」に焦点を当てて学習するばかりでした。

 

いまは、文法と同じくらい「発音」も重要だと認識しております。

 

今回の記事では、なぜ「発音が大事なのか」

という認識に至った経緯を振り返ってみます。

 

 

▢ 高校時代

 

 私が高校3年生の年まで、センター試験の英語に「リスニング問題」はありませんでした。

 

だから高校の英語の授業でリスニングをやった記憶があまりないのです。

 

学校の先生から「こうすればリスニング力が向上する」といった指導が特にあるわけでもなく、リスニングを鍛える訓練はほぼ皆無でした。

 

センター英語の、「アクセント問題」は勘で答えてました。

 

 

 わたしは2年間浪人しましたが、それまでやっていなかったリスニングがセンター試験に導入されるようになり、やはりリスニング問題でつまずく羽目になりました。

 

といってもリスニング対策を真剣にやらず、わたしが好きな英文法ばっかりやっていました。

 

英文の単語1つ1つ品詞分解することに夢中になってました(笑)

 

 

 はい、ということで大学入学するまでは、「発音学習」は皆無でした。

恥ずかしいですが、なにもやった記憶がございません。

 

「音読」すらしませんでした。

 

 

 

 

▢ 大学生からワーホリ前まで

 

 大学生になってからは、ぽつぽつ音読するようになりましたが、それでも自信をもって「発音練習してます」と言えるほどでもありませんでした。

 

確かに、きれいにネイティブっぽく英語を話せたらかっこいいなという憧れはありました。

 

ワーホリを使って1年間海外に住みたいと思うようになったのは、大学生になってからで、現地に一定期間住めば自然と発音がきれいになれると思っていたので、ワーホリ前から本格的に「発音」に取り組むことはしなかったのです。

 

文法ができれば、現地で自然と英語の全てにおいて力が向上すると認識してました

 

しかし、これは大きな間違いでした。

 

 

 

 

▢ ワーホリ中

 

 ワーホリを経験したことで、私の英語学習の見方が変わりました。

 

一番大きく変わったことは、「英語は日本で十分にモノにできる」ということです。

 

それまでの私の考えは、「英語は海外に行かなければ身につかない」ということでしたから。

 

 

 では具体的に英語学習の見解で変わったことといえば、「発音を鍛えることは、文法と同じくらい重要なこと」だということです。

 

ワーホリ中に働いてた「フレンチ系のレストラン」の仲間(白人)に

「alchole(アルコール)」「healthy(健康な)」が発音が悪かったせいか、簡単な英単語なのに通用しなかったショッキングな思い出があります。

 

英語っぽく発音してもダメでした(笑)

 

あとは「Saturday(土曜日)」の発音を、職場の白人の仲間たちに徹底矯正されたこともありました。簡単なようで難しいもんです。

 

 

 スムーズにコミュニケーションとるためには、発音がちゃんとしていないといけないんだと、本当に実感しました

 

当り前なことなんですが、経験を通して実感することができました

 

 

 

 

▢ ワーホリ後(現在)

 

 ということでワーホリを終えてからは、発音を意識したトレーニングをしております。

 

「音読」「シャドーイング」がメインです。

 

発音を鍛えるのは、スピーキング力をあげるためでもありますが、リスニング力も向上すると言われています。

 

 

 TOEICを最後に受けてからこの記事を書くまで、約1年経過していますが、TOEICを受けた時と今を比べて、公式問題集のリスニング問題をより聞き取れるようになってきたのを実感しております

 

次のTOEICL&Rのリスニングパートの目標は、over450点です。

 

 

 発音の分野でも強化的に取り組んでるのは、英語の「母音・子音」、英語の「リズム」「連結」です。

 

日本語にはない英語特有のことからやってます。

 

この3点は以後の記事で説明する予定でございます。

 

 

 

 

 

「『発音学習』と『孤独ならライター』」は以上です!

ではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

句動詞

こんにちは、孤独なライターです(^^♪

 

今回のテーマは「句動詞」について!

 

動詞を修飾する語が動詞と結びつき、動詞本来の意味をふくらませてまた違う意味へと変わる現象をみていきます。

 

動詞を修飾する語とは「副詞」や「前置詞句(=副詞句)」のことです。

 

句動詞は、いわゆる熟語・イディオムのことで、英単語の数とまではもちろんいきませんが、ものすごくたくさんあるので、熟語集単体の参考書が巷にたくさんあります。

 

日常会話レベルのみを目指す方にとっても、1冊くらい日常会話必須の熟語集をマスターしてもいいのではないかと思います。

 

いずれイディオムはただ暗記するだけでなく、語句の基本イメージから意味を想像しつつ暗記すると、より記憶が定着しやすくなります。

 

 

今回の記事の流れは、まずは「句動詞とは何か」についてみていきます。

 

そして次に、語句の基本イメージを使って句動詞の意味を考えることについて、例を挙げてみていきます。

 

最後に、句動詞には動詞と結びつく語句のパターンが何種類かあるので、パターン別に例を挙げて句動詞の実例をみていきます。

 

ではいきます。

 

 

☐    句動詞とは?

 

今回は「句動詞」ということで、英語は難しいと我々に思わせるものの1つです。

 

 句動詞は「句」「動詞」であって、「句になった」「動詞」です。

 

つまり動詞に「2語以上の語彙がくっつき」その動詞の意味をさらに膨らませたのが「句動詞」です

 

では全ての動詞が句動詞になることができるのかというと、全てではありません

 

句動詞になる動詞は、「基本動詞」です。

 

基本動詞は日常生活でよく使われる動詞でしたね。

 

例えば「get」「take」「put」など。

 

動詞が「何と」くっついて句動詞になるかというと、「前置詞」「副詞」をメインにあとは「名詞」です。

 

句動詞に使われる前置詞・副詞は、これもまた日常的に多用されるいわば「基本前置詞」「基本副詞」です。

 

前置詞でいえば、「with」「without」など。

 

副詞でいえば、「up」「down」など。

 

そして最も句動詞に使われるのが「もともと前置詞だが副詞にもなる前置詞」です。

 

例えば「on」「by」「in」など。

 

さっそくですが句動詞を1つ紹介します。

 

Come  on  in !」

中へお入りください。」

 

これ、動詞は「come」ですが、訳すと「来る」という言葉はありません。

 

しかし「come」「on」「in」の1つ1つの基本イメージを合わせると、、

 

 「来る」「接触」「なか」

→「中に来て(誰かと)接触する」

→「中にお入りください。」

 

と意味を捉えることができます。

 

このように句動詞はイメージで意味を推測できることもよくあります

 

イメージも大事ですが、ある程度は暗記して瞬時にアウトプットできるのが理想です。 

 

ただし最初はイメージを使って意味を推測するアプローチがおすすめ。

 

記憶定着につながりやすいからです。 

 

句動詞はいわゆる「イディオム・熟語」なので、暗記分野でもあります。

 

でも、「100%暗記だ!」というと退屈で学習が続かないので、まずはイメージで句動詞をせめていってください。

 

では以降、句動詞の例文をみていきます。

 

 

☐    動詞(自動詞)+副詞

 

①「go  on  (doing)」

    「機動状態で」「行く」

「~し続ける」

 

②「go  off」

    「離れて」「行く」

 →「退場する」「爆発する」

 

③「hold  on」

   「機動状態」「を保つ」

「待つ」「電話を切らないでおく」

 

 

☐    動詞(他動詞)+副詞

 

①「put  off  O」

 「離れて」「置く」 

「Oを延期する」

 

②「get  off  O」

 「Oから離れた」「(ある状態を)ゲットする」

「O(電車やバス)を降りる」

 

③「put  on  O」

 「Oを接触状態に」「置く」

「~を着る」

 

 

☐    動詞+前置詞

 

「動詞」は意味的には「他動詞的」ですが、文法的には「自動詞」です。

 

①「look  into  O」

 「Oの中に入って」「見る」

「Oを調査する」

 

②「call  for  O」

 「Oを求めるように向かって」「呼ぶ」

「Oを求める、必要とする

 

③「take  after  O」

 「Oの後」「をとる」

「Oに似る」

 

 

☐    動詞+副詞+前置詞

 

動詞の意味は「他動詞的」ですが、文法上は「自動詞」です。

 

①「go  in  for  O」

 「Oを求めて」「中に」「行く」

「Oに参加する、Oを好む」

 

②「look  forward  to  O」

 「Oに向かって」「前を」「見る」

「Oを楽しみにしている」

 

③「come  up  with  O」

 「Oと一緒に」「高まって」「来る」

「Oに追いつく、(考えなど)を思いつく」 

 

 

☐    動詞+名詞+前置詞

 

動詞の後に名詞がくるので、他動詞型です。

 

①「take  advantage  of  O」

 「~の」「メリット」「を取る」

「~を利用する」

 

②「make  much/little  of  O」

 「~の」「大部分/小部分」「をつくる」

「~を重視する/軽視する」

 

③「pay  attention  to  O」

 「~に対して」「注意」「を払う」

「~に注意を払う」

 

 

▢ まとめ

 

以上「句動詞」をみてきましたが、いかがでしたか?

 

句動詞となると、動詞本来の意味から離れた意味へと変わるのがわかったかと思います。

 

そしてさらに句動詞は同じ句動詞でも、シチュエーションによってまた違った訳になるという厄介なものです。

 

ですのでアカデミックな論文といった、読者に誤解をなるべく生じさせないような英文では、句動詞はあまり使われません。

 

しかし小説や映画ドラマ、日常会話では句動詞がバンバン使われます。

 

句動詞を構成する1語1語が、日常語の「基本動詞」「(基本)副詞」「(基本)前置詞」なのでね。

 

ということで句動詞をたくさん覚えれば、スピーキングの幅が広がります。

 

 

では今回のまとめにいきます。

 

句動詞とは、動詞に1語以上の語句がくっつき(動詞を修飾)、動詞本来の意味をふくらませて、違った意味になる「動詞句」

 

句動詞を形成するのは、「基本動詞」「(基本)副詞」「(基本)前置詞」。いずれも中学英語で習うような、日常よく使われる語句

 

③句動詞は「イメージ」を使うと意味を記憶しやすい。「動詞の基本イメージ」と「副詞/前置詞の基本イメージ」を合わせて、句動詞の意味を想像してみる

 

 

「句動詞」の説明は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

それではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

 

単語のつくり

こんにちは、孤独なライターです(^^♪

 

今回の記事は「単語の成り立ち」についてアプローチしていきます。

 

みなさん単語をどのように覚えていますか?

 

単語は暗記しかやりようがないとお考えの方、確かにその通りでもありますが、それだけでは単語学習が少し苦痛になります。

 

暗記だけだと退屈になりますからね。

 

しかし単語学習にはちょっと工夫を加えることで、単語学習が今までより楽しくできちゃいます。

 

それはどんなアプローチかというと、「語源」を使う方法です。

 

 

日本語には「漢字」というものがあります。

 

「漢字」には部首というものがあり、部首によっていくらか意味が決まってます

(おわかりだと思いますが....)

 

例えば、、

 

「月」片の漢字は、人間の体の部位が多いですよね?

 

「臓」「腹」「脳」「胸」など。

 

 これと同じように英単語でも部位によっていくらか意味を想像できることができるんですよ。

 

 単語を分解して、分解した単語動詞の意味を合わせて、総合的に意味を考えます

 

そうすることで、未知の単語の意味をある程度推測することができるのです。

 

こういったアプローチを混ぜながら単語帳をやると、記憶の定着がしやすくなり効率的に単語力をつけることができます

 

ぜひお試しいただきたいです。

 

今回の記事では、単語を分解した「接頭辞」「語幹」「接尾辞」について、ほんの一例ですが紹介していこうと思います。

 

ご参考なまでに。

 

ではいきます。

 

 

☐    単語の構成

 

単語の構成といっても、もちろん「eel(鰻)」のような、単語の構成もなにもないような英単語もたくさんあります。

 

でもまた同時に、単語の構成から「意味や品詞」を推測できる単語もたくさんあります

 

多くの英単語は「接頭辞」「語幹」「接尾辞」から成り立ってます。

 

その3つにそれぞれ一定の意味があります。

 

それら3つの意味を総括的に考えて単語の意味を推測します。

(全ての単語に「接頭辞」「語幹」「接尾辞」があるわけではありません。)

 

全ての単語に当てはまることではありませんが、以上のような「語源」を使ったアプローチは、語彙力増強には間違いなく一翼を担ってくれます。

 

では実際に、ほんの一例ではございますが、「接頭辞」「語幹」「接尾辞」をみていきます。

 

 

☐    接頭辞

 

「接頭辞」とは単語の始まりにつくものです。

 

 

①「re」

基本イメージ → 「 もう一度・返す 」

 

・「return」→「戻る」

・「reject」→「拒絶する」

・「reuse」→「再利用する」

・「react」→「反応する」

・「reproduce」→「再生産する」

 

 

②「dis」

基本的イメージ → 「 否定・消える 」

 

・「disappear」→「消える、消失する」

・「disregard」→「~を軽視する」

・「disadvantage」→「不利な立場、デメリット」

・「discharge」→「解雇する、解放する」

・「distract」→「(注意)をそらす、心を悩ませる」

 

 

③「co con com」

基本イメージ → 「 一緒に・共に 」

 

・「coordinate」→「対等の、調整する」

・「company」→「付添人」

・「conform」→「従う」

・「conclude」→「結論を出す」

・「conjunction」→「共同、接続詞」

 

 

④「pre pro」

基本イメージ → 「 前に 」

 

・「proceed」→「進む」

・「prehistory」→「先史時代の」

・「preface」→「序文」

・「produce」→「引き起こす、生み出す」

・「proclaim」→「宣言する」

 

 

⑤「un」

基本イメージ → 「 反対・否定 」

 

・「unprecedent」→「前例のない」

・「unable」→「~することができない」

・「unanticipated」→「予期していない」

・「unpredictable」→「予測できない」

・「untie」→「ほどく」

 

 

☐    語幹

 

「語幹」とは、単語の意味をなす一番軸となる部分です。

 

 

①「cap」

基本イメージ → 「 頭 」

 

・「cap」→「帽子」

・「captain」→「船長、指導者」

・「capital」→「主要な」

 

 

②「cept」

基本イメージ → 「 つかむ 」

 

・「except」→「除く」

・「accept」→「受け入れる」

・「concept」→「発想、着想」

 

 

③「clude」

基本イメージ → 「 閉じる 」

 

・「exclude」→「除外する」

・「include」→「含む」

・「seclude」→「引き離す」

 

 

④「form」

基本イメージ → 「 形 」

 

・「uniform」→「制服」

・「reform」→「改革する」

・「transform」→「変形する」

 

 

⑤「port」

基本イメージ → 「 運ぶ 」

 

・「export」→「輸出する」

・「inport」→「輸入する」

・「portable」→「持ち運びができる」

 

 

☐    接尾辞

 

「接尾辞」とは、単語の最後の部分です。

 

 

①「ーable」

基本イメージ → 「 ~できる・形容詞を表す 」

 

・「enable」→「~できる」

・「acceptable」→「容認できる」

・「unbelievable」→「信じられない」

・「expendable」→「使い捨てにされる」

・「impeccable」→「欠点のない」

 

 

②「ーly」

基本イメージ → 「 副詞をあらわす 」

 

・「possibly」→「ひょっとしたら」

・「unbelievably」→「信じられないことだが」

・「positively」→「きっぱりと」

・「probably」→「たぶん」

・「barely」→「ほとんど~ない」

 

 

③「ーtive」

基本イメージ → 「 ~的な・形容詞を表す 」 

 

・「respective」→「各々の」

・「comparative」→「比較による」

・「positive」→「陽性の」

・「competitive」→「競争の」

・「superlative」→「最高の、無比の」

 

 

④「ーer」

基本イメージ → 「 ~する人/物・名詞を表す 」

 

・「employer」→「雇用者」

・「trainer」→「トレーナー」

・「player」→「プレーする人」

・「composer」→「作曲家」

・「terminater」→「終結させるもの」

 

 

⑤「ーee」

基本イメージ → 「 ~される人/物・名詞を表す 」

 

・「employee」→「雇用される人」

・「trainee」→「訓練受ける人」

・「attendee」→「出席者」

・「examinee」→「試験受ける人」

・「interviewee」→「面接を受ける人」

 

 

▢ まとめ

 

 以上、単語を形成する「接頭辞」「語幹」「接尾辞」の一例をみてきましたが、いかがでしたか?

 

漢字の部首のように、英単語でも部分によって一定の意味があることが多いので、単語の意味を推測できることが多々あります。

 

もちろん推測も何もできない、ただ暗記するしかない単語もありますが、今回の記事でやったような「語源」を使った単語習得法は、必ずみなさんの英語学習の支えになるはずです。

 

「語源」関連の参考書もたくさんあります。

 

 

では今回のまとめです。

 

①多くの英単語は、「接頭辞」「語幹」「接尾辞」から構成されている。それぞれに一定の意味がある。

 

②全ての英単語に「接頭辞」「語幹」「接尾辞」があるわけではないが、どれか1つだけあるだけでも推測できる可能性がある。

 

「接頭辞」とは単語の始まりの部分「語幹」とは単語の意味を成す一番軸となる部分「接尾辞」とは単語の最後の部分

 

語源の参考書は「なるほど」と感じることが多いので、楽しく読めます。

 

1冊はもっておいてもいいでしょう。

 

 

「単語のつくり」の説明は以上です!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

それではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

語順をずらす 「疑問」「強調」「驚き」

こんにちは、渡独なライターです(^^♪ 

 

今回のテーマは、英語の「語順をずらす」について!

 

つまり英語の「倒置表現」につ阿賀いてやっていきます。

 

今までの記事でも倒置を使った英文を例に出してきましたが、それが何かわかりますか?

 

はい、「疑問文」です。

 

普段何気なく知っている疑問文ですが、疑問文は「倒置表現の1つ」だと認識されている方は、実はそんなにいないのかと思います。

 

疑問文は「Do  you ~?」「Can  you~?」の形になると、暗記のみのアプローチだったからでしょう。

 

しかし倒置表現は、疑問文だけではありません。

 

思いを強調したり驚きを表現するとき、英語では「倒置」を使ってそれを表現することができるんです。

 

今回はそういったことをみていきます。

 

 

ということで今回の記事の流れは、まずは倒置表現に共通したルールについてみていきます。

 

なぜ倒置が起きるのかということです。

 

そして例文を実際に挙げて、倒置表現を「疑問」「強調」「驚き」のパターン別に解説していきたいと思います。

 

ではいきます。

 

 

☐    「語順をずらす」ことについて

 

日本語と違って、英語は「語順が全て」だということは、何度かお話ししてきました。

 

「(助動詞)+動詞」を基準に「前が主語」「後ろが目的語/補語」

 

ということはもう皆さんおわかりだと思います。

 

しかし「あえて語順をずらす」こともたくさんあるのです

 

その代表例がみなさんにお馴染みの「疑問文」です。

 

「Do  you  ~?」「Can  you  ~?」のように主語の前に助動詞を配置する表現ですね。

 

でもでも、英語において語順をずらすのは、なにも疑問文だけではございません

 

他には「強調表現」や「驚きの表現」も語順をずらしたりします

 

語順をずらす修辞法「倒置」といいます。

 

これは日本語でもありますね。

 

「わたしが、やる。」が普通の語順だとして、、

 

「やる、わたしが。」のほうが強調してるようで、「!」がつきそうですよね?

 

後者のほうが気持ちがこもってる感じがします。

 

「俺の気持ちは、変わらない。」よりも、、

 

「変わらない、俺の気持ちは」という倒置のほうが、「強調感」あふれますよね。

 

「倒置」の基本イメージ「(大なり小なり)気持ちの動き」です。

 

これはなんとなくでいいので覚えといてください。

 

 

☐    疑問

 

「訊きたい訊きたい!」という「気持ちの動き」が「疑問文」には含まれてます。

 

だから疑問文では倒置が起こります。

 

例えば、、

 

「He  (does)  speak  English  very  fluently.」

「彼は英語をとても流暢に話せますよ。」

 

これを疑問文にすると、助動詞が倒置されます。

 

Does  he  speak  English  very  fluently ?」

 

 

「なんとなく疑問文だから、『Do  you  ~?』『Could  you  ~?』」と覚えていたみなさん。

 

実は疑問文には「気持ちの動き」という「倒置の本質」が隠れているのです。

 

 

☐    強調

 

例文でどんどん説明してきます。

 

通常文:「My  heart  will  never  change.」

              「私の気持ち、決して変わらないだろう。」

 

倒置文:「Never  will  my  heart  change.」

               否定語+助動詞    S             V

              「決して変わらないだろう、私の気持ち!」

 

これは「否定語」を文頭に置いた「倒置」による「強調表現」です。 

 

「否定語」を文頭におくと、必ず倒置が起こります。

 

疑問文と同じく倒置がおこりますので 「疑問文と同じ語順」になります。

 

助動詞を含んだ文の倒置」 → 「(否定語)+助動詞+S+V 」

 

「I'm  not  interested  in  English  at  all.」

「英語全然興味ないよ。」

 

これに対して

 

通常文:「I  am  not, too.」

    「ぼくも。」

 

倒置文:「Neither  am  I.」

                  否定語      V S

    「ぼくもだよ!」

 

動詞「am」と主語「I」が倒置になっていますね?

 

疑問文と同じ語順です。

 

「助動詞を含まない文」の倒置 → 「(否定語)+V+S 」

 

通常文:「I  am  interested  in  English.」

    「俺英語に興味あるよ。」

 

倒置文:「Am  I  interested  in  English.」

                   V    S         C

    「俺、英語に興味あるよ!!」

 

動詞「am」と主語「I」が倒置をおこし、疑問文の語順になってます。

 

語順をずらすことで、話者の気持ちが「強調」されます。

 

 

☐    驚き(感嘆文)

 

通常文:「You  have  a  nice  picture.」

    「君、いい写真もってるね。」

 

倒置文:「What  a  nice  picture  you  have.」

                                   O                     S       V

    「いい写真持ってるね!!君。」

 

これは「what」を使った「感嘆文」です。

 

「how」を使った感嘆文にもできます。

 

How  nice  picture  you  have.」

                    O                S       V

 

「感嘆文」の倒置は、動詞/助動詞の倒置ではなく、目的語/補語が倒置されます。

 

 

 ▢ まとめ

 

倒置表現についてみてきましたが、いかがでしたか?

 

平叙文(普通の文)の語順をずらすことで、そこには何らかの「気持ちの動き」があるということですね。

 

確かに怒っているとき、気持ちを強調させたいがために、平叙文の語順でただ怒鳴るよりかは、語順を変えたほうが「普通じゃない心情」を表現できるかもしれません。

 

っていう冗談は置いといて、、

 

 

では今回のまとめに入ります。

 

「倒置」で語順を変えることで、「気持ちの動き」を表現。これが倒置表現の基本イメージ。

 

②倒置表現を大きくパターン別に分けると、「疑問」「強調「驚き」

 

③倒置によって語順がずれるのは、「助動詞」や「be動詞」「感嘆文」では、「名詞」や「形容詞」が前に倒置される。

 

いずれ倒置で語順をずらすとき、「助動詞」「be動詞」「名詞」「形容詞」は、「主語」の前に置く

 

 

「語順をずらす 疑問・強調・驚き」は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

それではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆

 

 

直接話法・間接話法・命令法・仮定法

こんにちは、孤独なライターです(^^♪

 

今回のテーマは、「話法」「命令法「仮定法」について!

 

「話法」には2種類あり、「他人が言ったことを話し手が聞き手にどのように伝えるのか」という内容になります。

 

「命令法」では、相手が自分に対して、何か命令するときの言い方のことです。

 

三者はいません。

 

「命令」なので「私」と「あなた」だけですよね。

 

そしてあとは「仮定法」。

 

仮定法はおそらく高校英語になります。

 

仮定法では、あり得ない内容のことを「もし~なら.......だろうな」という形で表現する話法で、少し厄介な文法ルールを覚えなければなりません。

 

事実、仮定法でつまずく英語学習者は多いです。

 

仮定法の文法を覚えてから、問題集を解くなど、実践が必要でしょう。

 

 

今回の流れについてです。

 

最初に「話法」を解説し、次に「命令法」をやっていきます。

 

この2つに関しては難しくないので、特に詳しく解説する必要がないのでサラッといきます。

 

最後に「仮定法」をみていきます。

 

仮定法は、受験英語でも英検準2級以上でも、もちろん英語の原書でもバリバリ出てきますので、少し長めにいきます。

 

仮定法の内容は、記事の更新で内容をより充実させる予定でございます。

 

今回の記事のメインは「仮定法」ですので、顔晴りましょう。

 

ではいきます。

 

 

☐    直接話法

 

「直接話法」「間接話法」についてですが、何について説明するかというと、「誰かが言ったことを、他の人にどう伝えるか」ということです。

 

結論から言うと「直接話法」とは「誰かが言ったこと」を「そっくりそのまま」他の人に伝える言い方です。

 

例えば、、

 

Saburo  :  「I  love  Setuko.」

     「節子を愛してる」

 

と、三郎君は言ったとします。

 

これを聞いたあなたは、他の人に「そっくりそのまま」伝える直接話法だと以下のようになります。

 

「Saburo  said  " I  love  Setuko ".」

「三郎君は言ってたよ。『俺は節子を愛している』ってね。」

 

このように直接話法では、他人の発言に「引用符『" "』」をつけます。

 

 

☐    間接話法

 

「間接話法」は、「誰かが言ったこと」を伝言者が「伝言者しての立場で」言い直すという話法です。

 

先ほどの例文を使います。

 

Saburo  :  「I  love  Setuko.」

                「節子を愛してるぜ。」

 

と、三郎君は言いました。

 

これを聞いたあなたは、伝言者として間接話法で他の人に伝えると以下のようになります。

 

「Saburo  said  that  he  loved  Setuko.」

三郎君は節子を愛してると言ってたよ。」

 

このように伝言者の立場として、発言者の言葉を言い直して、他の人に伝える話法を「間接話法」といいます。 

 

 

☐    命令法

 

「命令文」は「動詞の原形」を使うんでしたね。

 

「準動詞(1)原形」の記事で解説しました。

 

例えば、自分の母親からこう言われたとします。

 

母:「Study  English.」

   「英語勉強しなさい。」

 

これを「直接話法」で表現すると、、

 

「My  mother  always  says  to  me  " study  English "

「お母さんがいつも『英語勉強しなさい』って言うんだよ。」 

 

 

そして間接話法だと、、

 

「My  mother  always  tells  me  to  study  English.」

「お母さんがいつも英語勉強するようにって言うんだよ。」

 

「tell  O  to  do」で「Oが~するよう言う」の形をとります。

 

逆に「~するな」と禁止する時は、、

 

「tell  O  not  to  do」で「not」をこの位置に配置します。

 

 

☐    仮定法

①「もし~なら..........だ」の表現

  以下の2つの日本文を比べてください。

 

A:「もしある晴れたら、釣りに行こう。」

 

B:「もし俺が鳥なら、彼女ん家に飛んでいくだろうな。」

 

さぁ、どういう違いがありますか?

 

Aの内容は「現実的」ですね。

 

「天気が晴れる」のは十分にあり得ること。

 

これに対してBの文は、「現実になる」のは100%あり得ないですよね?

 

「非現実的」

 

「もし俺が鳥なら」...........      実現不可能です!

 

 

このように「もし~なら........だ」のような表現で、、

 

・現実的にありえるのを「直接法」

・現実的にあり得ないのを「仮定法」

 

といいます。

 

仮定法にはある大切な文法的ルールがあるので、それを今回説明します。

 

 

②仮定法のルール

ずばり「仮定法の一番大切なルール」は、「動詞/助動詞の時制を1つ過去にずらす」です。 

 

「今のこと」の仮定話なら、「過去形の動詞/助動詞」を使います。

「過去のこと」の仮定話なら、「過去完了形の動詞/助動詞」を使います。

 

 

③仮定法の例文

(1)現在のことの仮定

・「If  I  were  you,  I  would  do  the  same  thing.」

 「もし僕が君なら、同じことするだろうな。」

 

「If  I  were  you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。

 

そして動詞が過去形「were」なので、「現在のことの仮定話」ということです。

 

 

(2)過去のことの仮定 

・「If  I  had  been  you,  I  would  have  done  the  same  thing.」

 「もし僕が君だったら、同じことをしていただろうな。」

 

「If  I  had  been  you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。

 

そして動詞が過去完了形「had  been」だから、「過去の仮定話」と判断できます。

 

 

▢ まとめ

 

 「話法」「命令法」「仮定法」をみてきましたが、どうでしたか?

 

「直接話法」と「間接話法」、「命令法」については特に難しくないので大丈夫かと思いますが、問題は「仮定法」です。

 

もちろん今回の記事量では足りないので、仮定法に関しては他に解説する必要があるため、更新していきます。

 

ただ今回記載した内容は、仮定法の基本ルールなので覚えといて損はありません。

 

それに「もし俺だったらこうするな」といった仮定的な話は、日常会話でよくしますよね。

 

日常会話だけでもできるようになりたい人にとっても、仮定法は知っとくべきです。

 

 

では、今回の記事のまとめ。

 

「直接話法」とは、第3者(その場にいない人)が言ったことを、話し手が「そっくりそのまま」聞き手に伝える話法

 

②「間接話法」とは、第3者が言ったことを、話し手が伝言者の立場として自分の言葉に変えて聞き手に伝える話法

 

③「命令法」では、動詞は「原形」になる。

 

「もし~なら.......だ(だろうな)」の表現で、現実的にあり得ないことを言うのを「仮定法」、現実的にあり得ることを言うのを「直説法」という。

 

⑤仮定法の基本ルールは、「動詞の時制を1つ過去にずらす」

「今のこと」の仮定話なら、動詞は「過去形」にする。

「過去」の仮定話なら、動詞は「過去完了形」にする。

 

 

「直接話法・間接話法・命令法・仮定法」は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

それではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆