英語 日本で 

「留学せず日本で」.....英語力を上級一歩前のレベルにするための道を伝えていくブログです。英語学習辛くなったら、コメントください。

洋書・洋画や海外ドラマをつかって英語学習することについて

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① 洋書・洋画で英語学習が向いてる人

☆英語の基礎が出来上がってる人☆

 映画やドラマを使って学習するアプローチがありますが、これは基礎ができてる人向けです。最低でも英検2級やTOEIC700点以上の実力はほしいところです。そこまできて、ようやく超易しいレベルの日常会話的な映画やドラマを始めてもいいかな?、、というぐらいです。中学レベルの英文法がわかってない人が、英語の字幕を見ても理解できるわけがなく、ただ流し見するだけになってしまいます。そこまでの実力がないという方は、映画やドラマを使って学習しようとせず、参考書で基礎を固めることに集中してください。

② 洋書・洋画で英語を学習するメリット
(1) 楽しみながら学習できる。

 娯楽を通して英語学習ですから、楽しんで英語を鍛えることができます。ただし、自分にとって難しすぎる単語ばかり羅列したセリフが多いと気が滅入りますので、ある程度理解できるセリフの映画ドラマにしてください。

(2) 日常生活でよく使われる文法・単語・フレーズを知ることができる。

 選ぶ洋書・映画のジャンルにもよりますが、それらを見ることで日常的な会話表現を知るチャンスになります。これは使える!と思ったセリフをメモしといてリストにしておくと、後で効率よく自分にとって活用できそうな英会話を復習できます。ジョークとかサラッとした気障なセリフとか、気に入ったセリフをメモしておくと、読み返しができるので自分のレパートリーとして誰かに披露できますよ。

(3) 出てきた未知の単語を調べると、定着しやすい。

 個人的経験ですが、映画ドラマで知った未知の単語は、学習すると忘れにくいです。これはやはり映像学習の力ではないでしょうか。単語とその時の映像イメージが連想されるので、意味を思い出しやすくなりますので、記憶の定着につながります。

(4) 海外の文化を知ることができる。

 特に歴史物の映画は、当時のファッションが反映されていますので、当時の文化を垣間見ることができます。

(5) 外国人(特に欧米系)と会話する際、共通のネタにしやすい

これも個人的経験ですが、欧米人は我々日本人よりも洋画に詳しい(当然ですが)ので、洋楽と同様に洋画について(古今問わず)共通のネタにしやすいです。名言が豊富な名画と言われるものを観まくれば、かっこいい名言の知識が増え、外国人とチャットする時のネタにしやすいです。

③ 選ぶジャンルのポイント

☆日常生活が背景にある洋書・映画ドラマ☆

 映画で英語学習するにあたり選ぶジャンルのポイントは、とにかく日常シーンが背景になった映画です。我々一般人に馴染のある題材が良いです。例えばラブロマンスやコメディー。逆にバリバリなマフィア系の映画を観て、マフィア専門用語を覚えても使い道がないですよね。実際にいつ使うの?、、って。ということでアクションやサスペンス系は、日常英会話とはかけ離れているのでおススメできません。英語学習に特に人気があるのは、ドラマの『フレンズ』といったコメディーです。

 では私からおススメしたいものといえば、『スクリーンプレイ』シリーズです。英語学習に向いてる映画(そうでないものもありますが)の「完全解説集本」です。これは、映画全てのセリフ、その日本語訳、語彙の解説、さらには文化的背景知識なども詳細に解説した本で、その映画通になれる教材。1本の映画をとことん究めるためには、ぜひおススメしたいシリーズです。私個人的に観ていただきたいのが、『ノッティングヒルの恋人』『プラダを着た悪魔』『ラブアクチュアリ』、、コメディーです。