英語の基礎は日本でこそ覚える
▢ 素人が海外行っても英語ができるわけではない
私のワーホリ体験談からおわかりの通り、これから留学するひとは、とにかく英語を勉強してください。
日本でできることは徹底的にやってください。
「現地にいけばなんとかなる」という考え方は、今すぐやめてください。
わたしはワーホリ行く前は、行けば自然と英語が身につくから何とかなると思っていましたが、それは大間違いでしたから。
現地の人間は話せない人を、あーんまり相手にしませんから。
確かに欧米圏の方はアジア圏よりフレンドリーです。ですがあまり英語を喋れない人が、頑張って文章を話すまで気長に待ってはくれません(笑)。
そうです!現地の人が話相手になってくれるくらいの英語力になればいいんです。
そのファーストステップは、やはり「英語の基本」を自分独りで鍛えることではないでしょうか。
そしてそれは日本で充分できることです。
教材があれば、場所を問わないわけですから。まずは座学です。
ご自身の部屋の、昔から使っている古い机の上でできるのです。
むしろ文法という基礎は海外の語学学校ではなく、日本の参考書を使って日本語を通して学習するべきです。
英語を知らない初級者が英語を通して文法を覚えようとすると、間違って覚える危険があるからです。
初級者は、日本語を通して英語の基礎を正しく知りましょう。
▢ 中級までは自分でやるべき
「基本」を繰り返して徹底的に体に染み込ませましょう。
とにかく「基本」に時間をかけましょう。
文法に関しては半年では仕上げたいところ。
発音はとにかく時間がかかると思います。
3年ぐらいとみております(私自身現在がんばってます)。
基本の学習と同時進行でやっていただきたいのが、語彙力とか表現力アップです。
新しい単語・熟語・慣用句・諺などをどんどん覚えていってください。
暗記なので難しくありません。
例えばですが、毎日10個ずつというように、目標を設定しましょう。
それでも10日間で100個、100日間で1000個、1年で3500個は超えます。
英会話をするのに必要な語彙数は2000~3000語という目安があります。
英会話力をアップさせるには、英語の基本を学習した後でも、この語数を増やしていくことです。
ちなみに英検1級に合格するには、12000語以上と言われております。
以上のことを毎日コツコツやっていれば、英語中級者までは確実にいけます(毎日コツコツが難しいかもしれませんが)。
「発音と中学英文法」という基本 + 「コツコツ語彙力アップ」を継続していけば、日常英会話以上までなれますので、ぜひなりましょう。
留学を検討している人は、このラインまでいってから留学を検討してください。
英会話のバリエーションを増やしたい方は、高校の英文法も覚えたり(ある程度で大丈夫です)、日本の英語教育にはない俗語表現やくだけた言い方も表現できるようにしときましょう。
現地の日常会話は、実際日本の学校では学ばない表現が多々ありました。
いずれいかなる状況で英語に挑戦するにしても、基本をわかっていなければ理解がスムーズにできないので、長ーーい時間をかけて英語の基本を鍛えていきましょうということ!!