英語 日本で 

「留学せず日本で」.....英語力を上級一歩前のレベルにするための道を伝えていくブログです。英語学習辛くなったら、コメントください。

私のワーキングホリデー体験談

 

 

①何を目的に海外に行ったのか

 私は大学在学中から、欧米圏の国に留学することを夢みていたわけで、ワーホリという手段を選んでそれがようやく実現したのが、31歳の時でした。いわゆる「ギリホリ」っていうやつですね(笑)。生活が苦しく資金を貯めるまでに年数がどうしてもかかったというよりは、ダラダラが続いた後、「年齢制限があるからそろそろお金貯めなきゃな」って動き始めたのが28歳の時です。とはいってもそこまで貯金せず、所持金50万でカナダに渡航しました。

 私は高校の時、大手予備校のカリスマ英語講師の授業をみて、英語講師の仕事に興味を持つようになりました。それでもっと英語を勉強したいと、大学では公立大の外国語学部に進学しました。大学では留学する学生がたくさんいたので、私も留学に関心を持つようになり、英語講師になるためには英会話をペラペラ話せるようにならなければいけないと思い、自分も資金を貯めて留学しようとなったのです。23歳のときの決意でした。実際に海外に行くまで8年もかかりましたが......(笑)

 ということで私の海外渡航の目的は、「英会話のスキルをあげること」でした(月並みですが)。漠然とした目的ですが、異文化を学ぶことには興味がありませんでした。それよりも自分が今まで培ってきた英文法力で、どこまで英会話ができるのか?...ということに関心がありました。結果は、、惨敗でしたがね.......(悲)

 

②実際に海外生活をしてみて

 英文法をしっかり体にしみこませていれば、現地の環境にドップリ浸かっているうちに英会話ができるようになると過信して渡航。結論から先に申しあげますと、それだけでは足りませんでした。何が一番足りなかったのか?.....「発音」です。それまで私は英語に関して、発音の訓練はほとんどしてきませんでした。「母音」の場合も「子音」の場合も、日本語と英語では大変違いがあるものでして、簡単な馴染のある英単語でも現地の人が喋れば聞き取ることができないことが多々ありました。さらに日本人に馴染みのある英単語をこっちが喋っても伝わらないことがしばしば。例えば 、「健康」を意味する 'health' 。「ヘルス」と言ってもわかってくれず、こんな簡単な単語でも発音がまともでなければ伝わらないもんなんだなぁー、と発音の重要性を認識しました。文法以上に発音訓練が重要だと、この時思いました。

 帰国してから現在に至るまで、発音の練習をテキストを使って取り組んでおります。英語には日本語にはない発声の仕方があって、特有のリズム(抑揚)があり、単語と単語を繋げて発音する「リエゾン」というのがあり、たくさんの母音があって、我々日本人にはわからない声の出し方があるのです。もし私が英語に興味をもった時から、英語の発音を勉強して海外にお邪魔していたら、もっと違う現地生活を過ごせたのではないかと思います。

 

③ワーホリを通して学んだこと、これから留学をする人に伝えたいこと

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ワーホリで学んだこと。一つ目は、日本は食と治安の良さに恵まれているということ。二つ目は、日本人は細かなところにまで目を配らせることができるということ。だからこそ「オモテナシ」をすることができ、そしてだからこそ「いやーーなこと」にも気づいてしまって、すぐ愚痴をこぼしてしまうんだなーと思いました(笑)。

 三つ目は一番大きな発見でした。「外国に行く前に英語は日本で充分に身につけるべきだ」ということです。そして海外に行く前でも、英語力はかなりのレベルまで到達することができるのではないかと!!留学に行く前に、まずは日本でしっかり基礎から勉強するべきです。最初は「日本語で英語の基礎を学ぶ」べきです。海外の語学学校行ったとしてビギナークラスから始めても、オールイングリッシュで授業がなされますから、高いお金を払ったぶんの効果を獲れるくらい授業を有効活用できるか、疑わしいですよね。授業についていけなければお金も水の泡です。効率がいいとは決して言えません。

 いずれどんな場合でも、しっかり英語を日本で勉強してから海外に行ったほうがいいです。これは間違いありません!!絶対に。。発音力がないがために、私はワーホリを失敗しました。あと資金不足(笑)。現地の環境に浸かれば英会話できるようになるというのは、ウソ、です。。そして英語を話せない異国の人間を、現地人は思ったより相手にしてくれません、本当です。ネイティブと英会話したいなら、英会話できるようになってください。そしてそのためには、日本で英語をモノにするしかありません(笑)