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動詞

みなさんこんにちは!

孤独なライターです(^^♪

 

今後の記事では、しばらくそれぞれの品詞を詳しくみていきますが、品詞の中でも最も重要と言えるのが、今回のテーマである「動詞」です。

 

前回の文法の記事のおさらいですが、動詞は「文の設計図」を決めるからです。

 

いわば、英文の骨組みを設計するということ。

 

これを「文型」というんでしたね。

 

そして、文型は「5種類」あるということも説明しました。

 

 

今回の記事では、動詞をより詳しくみていきます。

 

動詞といっても、ざっくり分類すると数種類あるわけですが、高校生以上の方には聞いたことがあるものです。

 

はい、それは「be動詞」「一般動詞」、そして一般動詞をさらに分類した「自動詞」「他動詞」を、本記事では解説していこうと思います。

 

「be動詞」と「他動詞」、「自動詞」と「他動詞」の違いによって使える文型が変わってきます

 

今回の記事では、それらの動詞が一体どのような文型をとることができるのかということに焦点を当てて、動詞について解説していこうと思います(^^♪

 

▢ 動詞とは?

英語には10の品詞がありますが、その中で最も重要な品詞は動詞です。

 

英文には1文1文に必ず動詞があります。

ない場合は、文脈上繰り返しを避けるために省略されているだけです。

 

動詞が最重要と言い切る理由は

動詞が文の骨組み、文の設計図を決めるからです。

 

英語の文には、5種類の設計図があります。

それは、第1文型・第2文型・第3文型・第4文型・第5文型です。

(文型についての説明は、前回の記事に載せてありますので)

 

 動詞とは、S(主語)の「動作」や「存在」を表す品詞です。

 

「動作」で言えば、「走る」「書く」といったこと。

 

「存在」で言えば、「居る」

そして「どういう状態で存在しているか」といった

「様子や性質」を表現するときでも、動詞を必ず使います

例えば、「彼は先生だ」「食べ物が腐る」などでも。

 

 

動詞は大きく分けて2種類あります。

 

▢ be動詞

S(主語)の「存在」や「状態/性質」を表すときに使う動詞。

 

be動詞に分類される動詞は1つしかありませ。

 

「be」だけです。

 

be動詞は、主語によって形が不規則変化します。

 

①第1文型(S+V+M)

「存在」を表す

 

・「 He  is  here. 」

    S   V    M

 

第2文型(S+V+C+M)

「状態/性質」を表す

 

・「 He  is  a  student  at  this  school. 」

    S   V          C                 M

 「彼はこの学校の生徒です。」

 

・「 He  is  very  handsome. 」

    S   V    M          C

 「彼はとてもハンサムです。」

 

 

 ▢ 一般動詞

 「be動詞」以外は全て「一般動詞」です。

 

一般動詞はS(主語)の「動作」を表現します。

(第2文型の場合は、ある状態からある状態への「状態の変化」をのべます。)

 

さらに一般動詞は2つに分類されます。

「自動詞」「他動詞」です。

 

 

▢ 自動詞

 

自動詞の本質は、「走る」といった「動作そのもの」に焦点を置く、です。

 

・「 I  go  to  school  every  Friday. 」

      S  V         M                M

 「私は毎週金曜日に学校に行く。」

 

・「 I  walk  very  fast. 」

     S   V          M

 「俺速く歩くよ。」

 

 

大事な点は、自動詞はO(目的語)をとらない動詞です。

 

だから、第1文型第2文型のみになります。

 

第1文型だと、OだけでなくCも必要としない「完全自動詞」です。

第2文型だと、OはとらないがCは必要な「不完全自動詞」です。

(「完全自動詞」「不完全自動詞」という用語は覚えなくて大丈夫です。)

 

 

 

 他動詞

 

「他動詞」の本質は、「ボールを蹴る」といった

「ある動作をして、あるもの/ことに影響をあたえる」ことです。

 

・「 I  hit  a  ball. 」 → 第3文型

     S  V      O

 「ボールを打った(そしてボールが動いた)。」

 

・「 I  gave  him  a  present. 」  → 第4文型

     S    V     O(1)       O(2)

 「彼にプレゼントをあげた。」

 

・「 I  found  it  difficult. 」 → 第5文型

     S    V     O      C

 「それが難しいとわかった。」

 

 

このように、他動詞は「O(目的語)」を必要とする動詞です。

だから、第3文型・第4文型・第5文型をとることができます。

 

 

自動詞・他動詞をみてきましたが、ここでひとつ。

 

動詞でも、自動詞と他動詞両方使えるものがたくさんあります

そして、自動詞か他動詞かで意味が変わってきます

 

日常会話頻出の基本動詞は、まず間違いなく自動詞にも他動詞にもなります。

 

基本動詞は文脈上いろんな意味になりますので、全ての意味を覚えるのは不可能です。

 

ただ基本動詞は基本イメージがあるので、それを知ってそれぞれのシチュエーションに合わせて意味を捉えていく感じでいきましょう。

 

 

▢ まとめ

以上「動詞」の解説をしてきました。

 

動詞は品詞の中でも、基本の品詞といえるので、いずれまた本記事を更新していきつつ、解説を充実させていこうと思います。

 

というか本記事にとどまらず、特に「文法」に関する記事は、更新に更新を重ねて内容を充実させていきますのでよろしくお願いします。

 

 

では今回の記事のポイントをまとめます。

 

①動詞とは、S(主語)の「動作や存在」を表す品詞。

 

②動詞は大きく分けて2種類。「be動詞」「一般動詞」

 

③be動詞に分類されるものはただ1つ。「be」だけ。ただし、主語・過去時制によって動詞の中で最も不規則に変化する。

 

④be動詞がとれる文型は、「第1文型」「第2文型」。第1文型では、Sの「存在」を表す。第2文型では、Sの「状態や性質」を表す。

 

⑤一般動詞に分類される動詞は、「be動詞以外の全ての動詞」。そして一般動詞は大きく分けて2種類。「自動詞」「他動詞」

 

⑥自動詞は「動作そのもの」に焦点が置かれる。とれる文型は「第1文型」「第2文型」。しかし自動詞が第2文型のときは、「動作そのもの」というよりは、Sの「状態の変化」に焦点が置かれる。

 

⑦他動詞は「ある動作をして、あるモノ/コトに影響をあたえる」ことにまで焦点が置かれる。とれる文型は、「第3文型」「第4文型」「第5文型」

 

⑧同じ動詞でも、自動詞だったり他動詞としても使えたりする。そのルールによく当てはまるのが、日常会話でよく使われる「基本動詞」

 

 

 動詞の解説は。とりあえず以上とします。

 

内容を充実させるために、いずれ更新しますので、お待ちいただければと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

それではまた(^^♪

                         ☆To  the  Finest  Hour☆